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右手で描いた暇つぶし  語り部田宮My小説を載せていきます。ただ、それだけだと寂しいので、ぼくが日々感じたことや考えたことを徒然なるままに語りますね。 

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蜂の死骸

   ↑  2011/07/18 (月)  カテゴリー: 徒然日記
 どうも田宮です。

 家庭教師の帰りの電車に蜂(少し大きめの蜜蜂)が迷い込みました。乗客が刺されないかと不安に感じていた所、一人の男性はうちわで蜂を窓から出そうとしました。しかし失敗してしまい、蜂はぶんぶんと激しく飛び回って女性客が小さく悲鳴をあげていました。男性はそこで蜂をうちわで叩き付け、床に落ちた蜂を踏み殺しました。女性客がお礼を言うと、何人かが拍手をしていました。

 ところで、これは本当に正しい事でしょうか。蜜蜂はそれほど獰猛な虫ではありません。事実、電車の中でもぼくの肩の10cm付近にも飛んできましたが、微動だにしていなかったら特に何事もなく飛んで行きました。昔山の中で小熊と出会ったときにじっと見つめ合っていたら無事で済んだ事もありましたが、こちらがリアクションを起こさなければ、たいていの動物や虫は襲ってはきません。あちらだって「ヤバい」と思うから襲ってくるのです。

 もちろんその事を経験上知らずに騒いでしまっても仕方のない事です。確かに人間と動物には多くの違いがありますから。しかしだからと言って、共通する生命の防衛本能の点についてまで分からないで済ませる事は、「甘え」だと思います。人間同士だって殴りかかってこられたら、一定の反撃をするしかありません。今回の蜂だって、こちらから何かをしなければ刺される可能性など非常に低いのです。その程度の想像を働かせる事は容易い事だと思うし、するべきだと思います。

 ぼくはここで「蜂を殺した男性」の行為は野蛮だと非難しているのではありません。むしろそのように考える人は、人の気持ちを無視し過ぎです。それに誤って騒いでしまい、刺されそうになった人がいれば、ぼくだって同じ事をします。
 ぼくがここで言いたいのは、その行為は賞賛されるべきではないという事です。つまり「何人かが拍手をした」のは本当にそれでいいのかと問いたいのです。
 
 ぼくが感じている事は、人間がいくら「動物愛護」だなんだと考えるようになっても、本質的には自らの利益になるようにしか考える事ができない(真の意味での動物愛護など誰も考えていない)という、人間の奥に潜む浅はかさに対する侮蔑です。ただぼくはそれは当然の事だとも思っています。人は誰しも自己の幸福を目指さねばならない、そうでなければ「偽善」になると思うからです。
 それでも、あの蜂の死骸を、哀悼をもって見つめていたいのです。できるなら他の人にだって。ゆえにあの拍手を聞いた時、とても嫌な気持ちになりました。

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