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右手で描いた暇つぶし  語り部田宮My小説を載せていきます。ただ、それだけだと寂しいので、ぼくが日々感じたことや考えたことを徒然なるままに語りますね。 

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アニメ:『STEINS;GATE(シュタインズゲート)』全24話

   ↑  2012/01/08 (日)  カテゴリー: 感想等 ※時々ネタバレ注意報
 どうも田宮です。

 どうにも法科大学院に合格してからは張っていた気が緩んでしまいぼうっとした毎日を送りがちになってしまいました。そのため、来月の試験は卒業のかかった重要な試験なのですが、やる気が出ない。気が付くと一日が終わっている。

 そんなこんなで、一度完全にリフレッシュしてからまたやる気を出そうではないかと決心し、久しぶりにアニメでも見てみました。別になんでもよかったのですが、最近のでかつ面白そうな気がした『STEINS;GATE』に。しかも一気に24話全部見てきました。たまに本気で思うんですが、私ってときたま力の入れ具合おかしくありませんか? 1話でだいたい23分くらいですから、23分×24話=552分=9時間と12分ですよ。いや真面目にこいつ馬鹿だろ。(リフレッシュどころの騒ぎではない、部屋の模様替えでもしようとして壁紙の張り替えを始めるレベル

 まあ戯言は置いておいて、そろそろ感想を書いてゆきましょう。今回は全話なので長くなりそうですし。
 その前に注意。当然のごとくネタバレ全開で行きますので、そこら辺は自己責任でお願いしておきます。(あと良い子はディスプレイから30センチ離れた所から見るのがいいんじゃないでしょうか、うん)


 『STEINS;GATE』公式サイト
<概要>
 まず主な登場人物8人から。
 狂気のマッドサイエンティストを自称する「岡部倫太郎(オカリン)」。本作の主人公。「未来ガジェット研究所」で色々と発明品を考えている。極度の厨二病にかかっており(大学生なのに)、自らを「鳳凰院凶魔」と名乗ったり、日々謎の機関の陰謀と戦ったりする。シュタインズゲートというのも、彼の中の脳内設定のひとつで、詳細はよく分かりませんが、この世の運命を決定する神様的な意思のよう。しかし根は優しい青年であり、ラボラトリーの仲間を大切に思っている。
 オカリンの幼なじみで、トゥットゥルーという不可思議な挨拶を広めようとする「椎名まゆり(まゆしぃ)」。天然キャラで誰からも好かれている。意外にもコスプレ衣装作りが趣味。小さい頃に大好きだった祖母を亡くしている。そのとき死にそうな程に思い詰めるまゆしぃを、オカリンが人質にすることで救ってから、二人の深い絆が続いている。
 パソコン関係のプロフェッショナルである一方で、重度のオタクであり、いつもセクハラ発言を繰り返している「橋田至(ダル)」。オカリンとは高校からの知り合いで、まゆしぃの次にラボのメンバーとなった。
 18歳にしてアメリカの大学を卒業し、学術雑誌に論文を掲載した天才脳科学研究家「牧瀬紅莉栖(クリスティーナ)」。上着をなぜか肩から少し落とした位置に固定する着方にこだわっており、これをオカリンにちょっかいを出されて怒ることが多い。ちなみに隠れネラー(まったく隠せていない所が玉に瑕)。いわゆるツンデレキャラらしい(私見では普通の性格)。
 メールでしか話さない「桐生萌郁(シャイニングフィンガー=メールの打つスピードが超絶速いので)」。幻のパソコン「IBM5100」を探している。
 まゆしぃの同級生で巫女さんをしている「漆原るか(ルカ子)」。登場人物の中では最も美人、しかし男。オカリンのことを非常に慕っている。
 秋葉のメイド喫茶「メイクイーン」で一番人気を誇るメイドの「フェイリス・ニャンニャン」。なんかのカードゲームがめっさ強い。あとお金持ち。ちなみに、まゆしぃも同じメイド喫茶で働いている。
 オカリンのラボの1階にある家具店「ブラウン管工房」でバイトをしている「阿万音鈴羽(バイト戦士)」。自転車が好きで、よくバイトをさぼっては自転車磨きをしている。クリスを嫌っている。激しくネタバレだが、彼女は未来からタイムマシンで来た未来人。
 
 既に長くて心が挫けそう(読む側も書く側も)。
 気を取り直して次はストーリー。こっからはめちゃくちゃネタバレします。そうしないと書けないので。

 タイムトラベルの理論を完成させたと言う中鉢博士の発表会に参加したオカリン。ところが、その会場で、血まみれになって倒れているクリスを発見する。慌てて外に逃げ、ラボにいるダルにその旨のメールをした瞬間、奇妙な感覚に襲われる。その後ラボに帰ったオカリンは、中鉢博士の発表会は中止になり、クリスも生きていること、その代わり、会場のビルに謎の物体が衝突したことを知った。なぜこのような現象が発生したのか、あの倒れていたクリスは何だったのか、オカリンは解明に向かってゆく。
 きっかけはバナナだった。ラボにある「電子レンジ(仮)」にバナナを1本ちぎって入れると、そのバナナが緑色のゲル状になって、テーブルに乗せていた残りのバナナの房に、瞬間移動して復元していた。オカリンはこの現象から、この「電子レンジ(仮)」には物体を過去に送る力があることに気付く。その証拠に、オカリンがダルに送ったメールも(このときダルの携帯は電子レンジ(仮)に装着されていた)、送った日よりも過去に受信されていた。この過去へ送られるメールは後に「Dメール」と呼ばれる。研究にはクリスも加わり、様々な仮説が立てられてゆく。
 同時に、ネットでは「ジョンタイター」と名乗る者が、自分は未来からやって来た未来人であると書き込み、話題を呼んでいた。ジョンタイターは、未来の世界では「SERN」という組織がタイムマシン技術を独占して、あらゆる文明を支配する「ディストピア」が誕生していると警告した。オカリン達はSERNの情報をハッキングしたときに、ジョンタイターから、暗号の解読にはIBM5100が必要であることを教えられる。ジョンタイターのディストピア説を信じていなかったオカリン達であったが、IBM5100を入手し暗号を解読して驚愕する。SERNは既にタイムマシンの開発に乗り出しており、人体実験によって数名がゲル状になって死亡していたのだった。これはまさしく、電子レンジ(仮)と同じ現象だった。

 以上が前提となるあらすじ(5話くらいまで)。以下はその真相。

 実は、おかりんが過去にメールを送ったことで、その情報を察知したSERNのタイムマシン技術が劇的に発展し、それにより未来ではSERNが支配するディストピアが誕生⇒ディストピアのレジスタンスであったバイト博士=ジョンタイターが未来からタイムマシンでやって来る⇒そのタイムマシンが中鉢博士の発表会場にぶつかり発表は中止となる⇒その結果クリスの死亡を回避した、というのが真相。
 ところが過去を改変したことによって未来でディストピアが誕生したように、クリスを救ったことで、今度はまゆしぃが死亡する世界が生まれてしまう(β世界からα世界へ世界軸が移った、というのが本作での説明方法)。まゆしぃを救うためには、再びβ世界へ移行しなければならない、そのためには、オカリンが最初に出したDメールをどうにかしてデリートしなければならない。
 ここで言っておくと、オカリンには特殊能力がある。すなわち、過去を改変したことで別の世界軸へ移ると、普通は記憶も改変し前の世界軸の記憶は消えてしまうのだが、オカリンだけがこれを引き継いでゆける。したがって、Dメールで過去を改変されても、オカリンだけがあらゆる記憶を保持し続ける。さらに、研究の終盤では、クリスの発明により、記憶をデータ化・圧縮化してこれを過去に送る「タイムリープ」装置が完成していた。これを使えば、過去の自分に未来の自分の記憶を送れる、つまり、実質的には過去に戻ることができる(もっとも、その原理はなかなか怪しい。特に、記憶の出力はどうにかなっても、その送られてた記憶がどのようにして人間の脳に入力されるのかは、不明)。オカリンはまゆしぃ死亡を回避するため、何度も過去に戻っては、まゆしぃが死ぬ姿を見ることとなる。この運命を回避するには、クリスが死亡するβ世界へ戻るしか方法はない。
 
 そこでオカリンは、過去へ戻って、これまで送られたDメールの数々(たとえば、ルカ子はDメールによって女の子に変わったり、フェイリスは昔死んだ父の死亡を回避したりしている)を無効とすることに。尺の問題なのか、ここらへんはかなり端折った感じでしたが、無事にオカリンが最初に出したDメール以外の過去改変を無効に。そしてクリスを再び死なせることに苦悩しつつ、オカリンはまゆしぃを救うため、クリスの死亡を回避した過去改変をなかったことにする。その結果まゆしぃは救われ、あの発表会でクリスは死んだことになった。

 で終わるかと思っていたらまだ続く。やっぱヒロインのクリス死亡エンドだとマズくね?という作者の意図が働いたのか、クリスも救ってみせるよという流れへ。ここでタイムマシンに乗ったバイト戦士が登場し、オカリンをクリスが殺される時間へ連れてゆく。では方法とは? オカリンは血まみれになって倒れているクリスを見たので、これを変えることはもはや不可能(変えればまた全然違う未来が発生しかねない)。しかし、それは倒れているだけであって、死んでいるとは限らない。つまり、「血溜まりの中で気絶しているクリスティーナを見たオカリン」という状況を作り出せば、過去を変えずにクリスを救えるじゃん!(ぶっちゃけこれどうなん?とは思いますけど……まあそういう設定なんです)
 そしてクリスティーナを救い、最後は街で再会エンド。

<感想>
 SFは設定がややこしい。上の概要もかなりカットしてます。ところでみなさん、ついてこられてますか? 感想行きますよ。
 本作はあれですね、映画『バタフライエフェクト』へのオマージュです。これは最後の街でエンドから明らかです。『バタフライエフェクト』のラストシーンはめちゃくちゃ有名ですから、あれが偶然であることはないと思います。したがって、『バタフライエフェクト』が大好きな私としては、ある程度まで展開を予想するのは楽でした。このような過去改変の物語は、もう使い古された感もありますしね……。

 『バタフライエフェクト』では、必ず不幸になってしまうヒロインをどうにか救うため、何度も過去に戻ってやり直す主人公が、最終的には、(超重要なので伏せ字)ヒロインが不幸になるのは自分が彼女に関わるためだと気付き、彼女にまったく関与しない「赤の他人」となることを選び、街で出会った彼女とすれ違う。このラストは本当に衝撃的なので、ネタバレの前にぜひ観て欲しい。
 本作は、このラストに対するひとつの批判・回答という側面を持つと思います。それでその評価ですが、私としては、『バタフライエフェクト』には遠く及ばないものだと考えます。『バタフライエフェクト』でも本作でも主人公が袋小路に陥り苦悩するのは同じですが、『バタフライエフェクト』の無理なものは無理だとする潔さと比べて、本作は分かりやすいハッピーエンドに固執し過ぎた感がある。クリスが最後に救われる分、それまでのオカリンの苦悩や覚悟が軽く見えて来る。そのため、話としては救われて良かったと思う反面、物語としては陳腐なラストだという印象を拭い難い。

 また構成という面でも、本作はちょっと不味い。と言うのも、前半に時間を割き過ぎて、ルカ子やフェイリスの過去改変にまつわる物語をあまりに詰め込み過ぎた。そのため、オカリンが世界軸を変えようとしてからの話は、どうにも消化試合のように感じます。そこはかとなくギャルゲーの香りも。

 ゆえに私の総評としては、50点(見ても見なくてもどっちでもよい)です。
 どうしても『バタフライエフェクト』と比較してしまい、それはあまりよくないと思うのですが、本作はかなり冗長です。というかすげーギャルゲーっぽい。そのためクリスやまゆしぃやバイト戦士などとのエピソードが多すぎて、本筋がぼやけて見える。また、記憶を引き継いでゆける人間はオカリンだけのはずなのに、他の人も少しは覚えているという、SFとしてはやるべきでない曖昧な設定。このようなご都合主義設定が気に入らない人、つまりSFは設定が命とか言っている人には、本作はおすすめできない。まあ一番悪いのはダルがチートキャラな点ですが。
 評価したい点は、キャラとしての性格がかなり念入りに作られていた点。特にオカリンとクリスの関係というのは、見ていて微笑ましいと思います。またアニメの恋愛は時に「なぜ好きになるのか?」と疑問を抱かずにはいられないものも多々ありますが、本作ではそのような疑問を挟む余地はありません。それほどに恋愛描写はよくできていましたので。

 まだ言い残したこともある気がしますが、さすがに長くてげんなりしてきたので(もしかして本ブログ史上最長か?)、終わり。お付き合いいただいた方に感謝。エル・プサイ・コングルウ。
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