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右手で描いた暇つぶし  語り部田宮My小説を載せていきます。ただ、それだけだと寂しいので、ぼくが日々感じたことや考えたことを徒然なるままに語りますね。 

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これは過大な要求か否か

   ↑  2012/01/10 (火)  カテゴリー: 徒然日記
 どうも田宮です。

 少し前に携帯を買い替えたのですが、前の携帯は初期のスマホでメールが絵文字に対応していなかったため、送られて来るメールに絵文字が使われていると「"」などの意味不明な漢字に変換されていたところ、今回のスマホは絵文字対応しているので、みんなから送られて来る絵文字を初めて見られるようになって、「ああこういうメールを送って来ていたのか!」とだいぶ間抜けな発見の日々を過ごしています(笑。

 さて、今日はニュースから。

 台湾留学生殺害:容疑者自殺「検査や監視不十分」 警視庁
 東京都台東区のマンションで台湾人留学生の女性2人を殺害したとして指名手配されていた台湾籍の張志揚(ちょう・しよう)容疑者(30)が任意同行中に自殺した問題について、警視庁は10日、「容疑者の所持品検査や動静監視などが不十分だった」とする緊急調査結果を発表した。警視庁は、任意同行時に検査を徹底するよう通達を出し、11日には緊急副署長会議を開き、周知を図る。
 警視庁によると、蔵前署捜査本部の捜査員が張り込んでいた名古屋市中区の劇場で張容疑者を発見したのは、9日午後6時20分ごろ。8人で取り囲み、任意同行を求めた。この際、本人の同意を得て、ズボンやコートのポケットを調べ、ベルトの周りや太ももの周辺を手で確認した。
 捜査車両に乗り込んだ張容疑者は、愛知県警中署への移動中、捜査員に挟まれる形で後部座席に座っていた。しかし、捜査員が目を離したすきに、隠し持っていたナイフで自分の首を切った。「うっ」という声に捜査員が気づいた時には、すでに刃物が首に刺さっていたという。張容疑者はズボンにナイフを隠し持っていたとみられる。
 警察官職務執行法は、警察官が任意で質問することを認める一方で、逮捕前の身体検査を強制することは認めていない。任意同行を求められた容疑者が自殺を図るケースは過去にもあり、00年2月には京都府の小学2年の男児を殺害したとして府警から任意同行を求められた容疑者が団地から飛び降り、死亡した。
 張容疑者には逮捕状が出ており、発見時に逮捕することも可能だったが、警視庁は、指紋などで本人確認する必要があり、任意同行にも応じたとして、「問題はなかった」としている。【前谷宏、小泉大士】
毎日新聞 2012年1月10日 12時07分(最終更新 1月10日 13時40分)

毎日jpより引用)


 なかなかにショッキングな結末となりました。遺族は浮かばれないでしょうね。
 警視庁は少し前にも平田指名手配犯の自首を虚言だと考えて近くの交番に誘導してしまったりと、続けてのミスです。ただ、平田(どうでもよいが「平田」は私の文芸でのペンネームでもあるので、複雑な気分。「平田」性の面汚しだよ、村八分だよ)の事件は明らかに警察のミスだが、今回のはどうだろうか。私は、この張被疑者(またまたどうでもよいが、「容疑者」という用語はマスコミ用語で、法律では一切使われない用語)の事件を、警察のミスだと言い切ることは難しいのではないかと思っています。

 これを警察のミスだと考える人は、「警察はちゃんと身体検査してナイフ取り上げておけよ」と非難するかもしれません。
 しかし、「被疑者」という段階は、あくまでも疑われているに過ぎないのであって、警察としても、被疑者を乱暴に扱うことはできません。また、被疑者が明確に身体検査を拒否すれば、警察はそれ以上手を出せません。下手をすれば、警察の乱暴な取調べを受けて精神的損害を被ったと被疑者に責められて、国家賠償をする事態にもなりかねません。
 そのため、任意同行で厳しく身体検査をするというのは、結果論としてはそうすべきであったでしょうが、実際問題としてその場の判断でやるかどうかは難しいものだったと思います。

 また「手錠でもかけておけ」という意見もあるかもしれませんが、やはり任意同行は逮捕ではないので、そのような拘束は不可能、許されません。確かに逮捕できるだけの状況は揃っていたのではないかとも思いますが、任意同行に応じてもらえたのであれば、やはりそちらでいくのが望ましいのかなとも思います。

 最近では、虚偽の自白による冤罪事件は大きくクローズアップされ、その流れの中で取調べの可視化(音声を録音したり映像を録画したり)が実現されつつあります。これはつまり、警察や検察はやり過ぎだという考えが背景になっています。
 ところが今回のようなことがあると、今度は警察は何をやってるんだ、もっと厳しくやれよと、まったく反対のことが言われるようになります。両者はジレンマを引き起こすものです。
 もし私が警察官や検察官だったら「ふざけんじゃねぇ」と愚痴のひとつでも書くでしょう(苦笑。

 相手を責めるには、あなたはこうできたはずなのにしなかった、そのためにこういう不都合が発生した、という論理が必要になります。不可能を相手に要求することはできませんから。
 もっとも、今回の事件で、警察が自殺を防ぐのは、不可能なこととまでは言えないと思います。
 しかしながら、不可能ではなくても、過大なことはやはり要求できない。過大な要求は傲慢な要求であって、そのようなものが正当性を有することは決してないと考えます。それは単なるわがままです。

 では今回の事件で、警察にナイフを取り上げて自殺を防止しろと要求することは、過大なことなのか。それはなかなか難しい。ただ私としては、そのような要求は、やはり過大なのではないかと思う。
 私はあまり他人に期待をしていないから、そのような結論に至るのかもしれない。それでも、相手に不可能性・過大性を要求することは、相手に対して敬意を失する行為だということを、心に留めておきたい。

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