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右手で描いた暇つぶし  語り部田宮My小説を載せていきます。ただ、それだけだと寂しいので、ぼくが日々感じたことや考えたことを徒然なるままに語りますね。 

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憲法改正と押し付け憲法論

   ↑  2012/10/06 (土)  カテゴリー: 徒然日記
 自民党総裁として安倍晋三氏が選出されたこと、また、中国や韓国との領土問題が激化していることもあって、近ごろ憲法改正の論議が熱を帯びている。自民党は独自に憲法改正案をまとめており(→http://www.dan.co.jp/~dankogai/blog/constitution-jimin.html)、次の選挙で憲法改正が争点となる可能性も高いだろう。

 安倍氏は憲法改正が必要であるとする根拠として次の三点を挙げている(→「安倍晋三公式サイト」http://www.s-abe.or.jp/policy/consutitution_policy)。
 すなわち、第一に日本国憲法は当時のGHQに押し付けられた憲法であること、第二に日本国憲法は新しい価値観・課題に対応できないこと、第三に憲法は国民の手によってつくられねばならないこと。私はこの第ニの点については賛同する。しかし、第一と第三にある「押し付け憲法論」については賛同できない。
 もっとも、押し付けであるかそうでないかという、「事実のレベル」で反対しているのではない。日本国憲法をつくる際に日本国民の意思が完全に排除されていたかという過去の事実の問題について、私は明らかにすることは無理であろうと思うし、そのような無理なものは考えても無駄であるから興味がない(興味がある人は国会図書館の「日本国憲法の誕生」http://www.ndl.go.jp/constitution/index.htmlを見るとよい)。
 むしろ私が賛同できないと言うのは、仮に押し付けであろうとも、そのことは、憲法改正をするかどうかとは無関係であると考えているからである。つまり私が問題としているのは「論理のレベル」である。

 押し付けであるから改正しなければならないとする論理は、安倍氏が第三点で挙げるように、憲法は国民の手によりつくられねばならないという前提を必要とする。しかし、そのような前提は根拠のないものだと思う。 
 憲法は確かに国民の意思に適合していなければならない。国家は国民が作り上げるものであり、その国民が憲法によって、国会・内閣・裁判所といった統治機構に対し権限を与えることで国家は成立しているからである。
 しかし、押し付けであることは、憲法をつくった当時の過去の国民の意思に適合していなかったことの根拠にはなるかもしれないが、現在の国民の意思に適合していないことの根拠とはならない。意思は変わるものであるから、初めは嫌々であったとしても、後に意外とよいと思うようになることは、何らおかしなことでない。
 だから、憲法が国民の手によりつくられねばならないというのは、普遍的な論理ではなく、あくまでも一個人のこだわりと言う他ない。心情としても、それは現在の国民は過去の国民に従う義務があると言うに等しく、到底納得のできることではない。

 なお余談ではあるが、私も憲法の中で改正をして欲しいと思っている箇所がある。それは、「これ(=国民主権、自由主義、平和主義、代表民主制)は人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法…を排除する」と書いてある前文である。私は、いかに正当であると思われる原理であったとしても、将来的に変わる可能性を否定できず、また、過去の人間が将来の人間の意思を絶対的に拘束することは不当であるから、憲法改正に限界を設けるのはよろしくないと考えている。ゆえに、この前文の箇所は削除していただきたい。

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