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右手で描いた暇つぶし  語り部田宮My小説を載せていきます。ただ、それだけだと寂しいので、ぼくが日々感じたことや考えたことを徒然なるままに語りますね。 

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アナ雪と方法論的虚無主義

   ↑  2014/06/24 (火)  カテゴリー: 徒然日記
 ほんと久しぶりです田宮です!!

 いやー、やっと司法試験が5月に終わりました。結果は9月に出ます。受かってるといいな。

 久しぶりに書くと、どうも優れた内容を書かねばという気負いをやや感じます。しかし、いくら頑張ったところでたいしたことは書けないので、いつもどおり思ったことをそのまま書きましょう。意外とそれが難しいものです。
 今日はズバリ「アナと雪の女王」について書きます。

 内容は知ってる方も多いと思います。簡単に言ってしまえば、ある王国にアナとエルサという姉妹がいて、エルサが女王になるのだけど、エルサは触ったものなどを凍らせてしまう力をもっており、アナやその他の者はそのことを知らない、そして、力の存在を知られたエルサは一人氷の城にこもり、アナはエルサを連れ戻すために氷の城へと向かう……、といった内容です。
 ごくごくありふれた話ですね。落ちも普通だと思いました。
 しかし、やはり歌は素晴らしかったです。これだけでも、見に行ってよかったです。ちなみに、「let it go」は、劇中とエンディングテーマとで歌っている方が違っていたようですが、私としては、劇中の方の方がより心が込められているように聞こえて好きでした。

 アナ雪については、一般的に非常に人気が高いですが、一方でそんなに面白くないとの話も聞きます。映画に対して何を求めるかの違いでしょうね。つまり、アナ雪は話の内容自体はたいしたことないし、むしろ稚拙な部分が多いので、ストーリーなど内容的な面白さを求めた人はがっかりしたのでしょう。また、他の人とは違うことを言いたいだけの人もいるかもしれないですね。私もたまにこういう病気にかかります(笑)。
 実際のところ、映画に対してストーリーの面白さを求めている人というのは、私はそれほどいないのではないかと思っています。とくに、映画館で見るというのはひとつのイベントのようなものですから、ストーリー性が強いものよりも、大衆的に受け入れやすい無難なものの方がよい。だとすれば、ストーリー自体はありふれて王道的だけれど、演出的な部分で惹き付けるものがおおいアナ雪がヒットすることもうなずきやすい。
 
 これは見方を変えれば、多数の支持を受けたとしても、ストーリーなど内容的に優れたとは言えないということ。無名の名作はいくらでもあり、有名な凡作もいくらでもあるということ。

 しかし、これは正しいのだろうか?
 例えば、世界で最も食べられているのはマグドナルドのハンバーガーであるから、ハンバーガーが最も美味しい食べ物であり、また、世界で最も飲まれているのはコカコーラであるから、コカコーラが最も美味しい飲み物であるという言説は、一見して正しくないように思える。しかし、本当にそうだろうか? 最も多くの支持を得たものが、最も素晴らしいとはいえないのか? アナ雪が多くの人に見られていることをもって、そのストーリーが素晴らしいとは言えないのか?

 これに対して私は次のように考えている。すなわち、マクドナルドのハンバーガーが一番美味しいと考えている人は、最も多くの人が食べていることを美味しさの評価基準としている。しかしそうでない人もいる。自分の味覚感覚を基準としている人もいる。これはものごとの優劣をどのようにいかなる基準によって評価していくかということが、つまり「方法論」が異なるということだ。コカコーラや、アナ雪についても同じことだ。
 そして、方法論については優劣を決めることはできない。これが私の「方法論的虚無主義」だ。つまり、いかなる方法論をとるべきかは、その人の目的による。この世の自然のメカニズムを知りたいならば、その人は科学という方法論を採用すべきであるが、なぜ私がいきるのだろうかということを知りたい者は、科学ではなく哲学や宗教といった方法論を採用すべきである。科学が宗教より優れているとは一概に言えないし、逆もまたしかりである。なぜなら、方法の優劣は目的を実現できるかにかかっているからである。

 以上から、先の疑問をまとめよう。多数の支持を得ているものが最も素晴らしいかは、その人が「多数の支持を得ているものが最も素晴らしい」という方法論を採用しているかによる。だから、アナ雪について、多くの人が見ているからストーリーも素晴らしいと考えることは、間違いではない。これを間違いだと思うのは、方法論の差異を無視している。
 私は以前、幸福論にとって大事なポイントのひとつとして、自分と他人の幸福を同じものだと考えるべきではないと述べたことがある。ここでも、同じ立場を表明できる。すなわち、ものごとを評価するとき、他人が自分と同じ基準で評価していると考えるべきではない。だから、他人の方法論を確認することは実に大切なことだ。

 「方法論的虚無主義」は、ファイヤアーベントという哲学者が述べた立場です。この人の考え方は、とても私に似ている部分が多いように思うので、今度この人の本を読んでみたいです(参考:ファイヤアーベント)。

 では、またの機会に。
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